2021年3月27日土曜日

2020年度 (2020.04~2021.03) 研究業績

今年度の業績についての総括です。

論文4本、国際会議発表2件、国内学会発表10件、特許出願1件。

研究室の学生さんが学部生ながらも学会発表を果敢に挑戦し、頑張ってくれました。

来年度は特に論文を増やしていけるように頑張りたいと思います。

論文

1. K. Mikami et al., “Laser-induced damage thresholds and mechanism of silica glass induced by ultra-short soft x-ray laser pulse irradiation”, Opt. Lett., 45(8) 2435-2438 (2020).

2. K. Mikami et al., “Characterization of laser-induced vibration on concrete surface toward highly efficient laser remote sensing”, Jpn. J. Appl. Phys., 59(7) 076502 (2020).

3. K. Mikami et al., “Highly Sensitive Low‑Energy Laser Sensing Based on Sweep Pulse Excitation for Bolt Loosening Diagnosis”, J. NDE, 40(12) 1-9 (2021).

4. 菊池, 三上他, “共振周波数解析装置による新しい人工関節カップ設置強度評価法”, 臨床整形外科, 55(6) 722-725 (2020).


国際会議発表

5. K. Mikami and H. Nishikawa, “Influence of plastic deformation in laser resonance frequency analysis for metallic anchorage bolt”, LSSE2020, LSSEp-01, Apr. 22nd (2020).

6. K. Mikami et al., “Pulse width dependence of laser-induced damage thresholds on silica glasses by soft X-ray lasers”, Laser-induced Damage in Opt. Mate. 2020, 11514-12, Sep. 13rd (2020).


国内学会発表

7. 三上, 西川”超低エネルギーレーザーによるインプラント設置強度診断”, 第81回応用物理学会秋季学術講演会, 10p-Z28-14, 2020年9月

8. 恒成他 近赤外領域レーザー加振における塗装膜が与える影響”, 令和2年電気関係学会関西連合大会, G1-9, 202011.

9. 下垣内他“整形外科インプラント設置強度診断に向けたレーザーデバイスの開発”, 令和2年電 気関係学会関西連合大会, G1-9, 202011.

10. 岡本, 三上“レーザー照射による振動工学パラメータ計測手法の検討”, レーザー学会学術講演会第41回年次大会, E03-19p-V-05, 20211.

11. 数藤, 三上掃引加振法によるレーザー誘起振動波診断の低エネルギー化実証”, レーザー学会学術講演会第41回年次大会, I06-20a-IX-01, 20211.

12. 下垣内, 三上レーザー誘起振動波診断に向けたハンドヘルドデバイスの開発”, レーザー学会学術講演会第41回年次大会, I06-20a-IX-02, 20211.

13. 数藤他低エネルギー化を目指したレーザー誘起振動波診断の最適化”, 68回応用物理学会春季学術講演会, 16p-Z16-6, 20213.

14. 岡本、三上 レーザー共鳴周波数解析による摩擦計測手法の検討”, 68回応用物理学会春季学術講演会, 16p-Z16-7, 20213.

15. 石野田他 レーザー共鳴周波数解析に向けたセンシングデバイスの検討”, 68回応用物理学会春季学術講演会, 16p-Z16-8, 20213.


2021年3月23日火曜日

卒業式

今日、卒業式が執り行われました。

残念ながら、コロナ禍で大々的なセレモニーも謝恩会も開催できませんでしたが、学科単位の学位授与式は開催となりました。昨年は、研究室単位で短時間の指定だったので、少しずつ元に戻っていってくれることを、引き続き期待しています。


集合写真。私が着任したときに配属された1期生です。
卒業式ではウルッときました。我ながら驚いています。


3年生から、卒業する4年制へのプレゼント。3Dプリンターで作られた花、植木鉢代わりの土台は模擬骨 (密度30pcfの骨太)。3Dプリンターの使い方をレクチャーした結果、研究室らしさを突き詰めた一品が誕生しました。

以前、卒業アルバムの各研究室ページに教員からの言葉を書くコーナーがあり、学生さんから依頼を受けました。

『一意専心』

という四字熟語から書き出した文章。これから、四字熟語シリーズにしようと思ってます。

一つの物事に集中して頑張ってみて欲しいという気持ちを、この代の学生さんらに送らせてもらいました。

これから社会人。干支一周分くらい、長生きしただけでも、もっと大変な人生が待ち受けているとだけは話せるような気がします。ほどほどに、頑張れ。

たまには遊びに来て下さい。話は聞くし、応援もする。それ以上は要相談!(笑)