2024年9月20日金曜日

第85回応用物理学会秋季学術講演会で発表

第85回応用物理学会周期学術講演会に参加してきました。
会場は朱鷺メッセなど複数施設で実施され、やはり大きな学会です。

懇親会での挨拶でしりましたが、そう参加者7000人越え。規模が大きい。
今回は、三上とM1の秋吉&寺内の3人で参加してきました。

集合写真

会場の朱鷺メッセ・ホテル日航とその展望台からの日入り

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半導体チップのレーザー破断検査における振動動態解析
寺内玲碧、三上勝大、池田研一、中南友佑、大竹政則
#オプト・システム様との共同研究です

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軟性力学ファントム作成に向けたレーザー粘弾性計測手法の検討
三上勝大、渕田藍、松山哲也、今岡幸弘
#国立循環器病研究センター様との共同研究です。

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振動検知手法による異なるパルス幅におけるレーザー損傷検出
秋吉諒一、三上勝大、宮坂泰弘
#量子科学技術研究開発機構様との共同研究です。

今回、驚いたのはポスターセッションの会場+展示会場。
広い。幕張メッセでの展示会の景色を思い出しました。

展示会場&ポスターセッション会場

 三上は以前の生体医工学会でも同会場に来ていたので、新潟は2年ぶり。
とはいえ、その時に味わえなかったものを堪能する良い機会となりました。

タレかつ丼&茶そばと美味しいお寿司

へぎそば&お蕎麦屋さんのカレー丼と村上牛&合鴨

本当においしいお造り盛り合わせ (のどぐろ入り) とさんまの造り肝醤油

びっくりするくらい美味しかった煮ダコと毛ガニの甲羅詰め

一言でいうと、大変、幸せでした。
これぞ、学会の醍醐味だと思っております。

最後に宿泊地近くにあった、変わった場所を。

日本一国道が集まる交差点

次の学会は、来年1月のレーザー学会@広島あたり。
それまで研究を頑張りつつ、3月の春の応用物理学会、4月の国際会議OPIC、
5月の生体医工学会の予稿準備も並行して頑張っていかなければなりませんね。

もちろん、4年生の皆さんは卒業研究も、臨床工学技士の国家試験も、です。
時間の使い方、自分の中での優先順位、どこまで欲張れるか見極める機会ですので、
結果はともかく、チャレンジしていってもらえたら。

2024年9月11日水曜日

第31回レーザー夏の学校

9月7~8日に静岡県熱海にある伊豆山研修センターで行われた、
第31回レーザー夏の学校に参加してきました。 

レーザー夏の学校は大阪大学レーザー研究所の学生が始めたイベントが発端となった、
学生主導の合宿型研究会です。
主催はレーザー学会で、れっきとした公式行事です。

研究室からは、修士1年が2名、学部4年が2名、学部3年が2名、そして私の合計7名。

集合写真

学部3年生は、研究室配属数か月なので、さすがに発表はありません。
残り4名が発表を行いました。

秋吉くん (M1・左) と寺内くん (M1・右)

西野くん (B4・左) と橋本くん (B4・右)

西野君は初めての研究発表でしたが、頑張って乗り切っていました。
その他、3名についても安心して眺めてました。

普段の学会のように研究者ではなく、企業さんや学生同士の議論がメインになるので、
いい経験になったことと思います。

レーザー夏の学校では、電気通信大学の米田先生が行われている、
ETLというレーザーの実験実習が行われます。
既製品ではなく、実際に自分で発振装置・計測装置を組んでみるという
貴重な経験が得られます。

ETLのようす

レーザー夏の学校は、企業さんからの協賛もいただきながら運営されていて、
今回、20社以上のとんでもない規模に大きくなりました。

企業さんから会社紹介等のプレゼンテーション、そして、ポスターセッション。
さながらレーザー特化の業界研究&会社説明会となって非常に活況でした。

自分のスキルや研究能力がどこまで通用するのか、何が求められるのか、
そんなことを感じつつ学部3年生も含めていい顔になってました。

会場屋上からの景色

来年、第32回レーザー夏の学校の準備も始まりました。

夜の懇親会での出来事、来年の実行委員会をどうするかの話し合い。
紆余曲折あり、来年度の実行委員会の校長 (代表) は、ウチの研究室の寺内くんが就任。
副校長は阪大レーザー研の学生さん。

来年は西日本開催。初めての近畿大学所属の校長。
学生にしかできない経験。突き抜けて頑張ってもらいましょう。。。