6月中~下旬に書けての海外渡航樹前半。
ルーマニアにあるELI-NPを訪問、見学および議論に参加してきました。
ELI-NPの正式名称はExtreme Light Infrastructure - Nuclear Physicsで、
和訳すると極限レーザー核物理研究所となります。
ELIは他にも、チェコにELI-Beam Line、ハンガリーにELI-ALPSがあり、
EUROの支援のもと、東欧3カ国が進める大型レーザー施設のプロジェクトです。
ELI-NPのTechnical Directorに、小職 (三上) の博士論文の主査をお願いした
恩師が就き (現在は既に勇退)、大阪大学レーザー科学研究所の学生時代に在籍していた
グループの恩師 (リーダー) が現役でSenior Scientistとして活躍しているなど、
何かと縁があると感じていたのですが、訪問まで10年ほどかかってしまいました。
今回は、知り合いの企業様や先生方のご尽力で、この訪問が実現しました。
企業様はオカモトオプティクス様 (https://www.okamoto-optics.co.jp/) です。
ELI-NPの大型オプティクスを担われており、現在開催中の大阪万博のルーマニア館でも
特別製作の動画の公開が始まったとか。
ありがたいことに、レーザー室からターゲット室、各研究室までフルコースでご案内を
いただきました。レーザー室に整然と並んだ、ハイパワーレーザーの列は圧巻でした。
あと、単純に大型モニターが一面に展開されたコントロールルームはカッコよかった。
施設見学の様子と集合写真
施設入場なバッジはパスポートと引き換えられるなど、もちろん事前登録も
行って頂く必要があり、セキュリティは厳重です。
また、施設の外観についてはセキュリティの観点から撮影も難しいらしく、
撮影していません。
堪能させていただきました。いや、美味しい。本当に。
唐辛子の丸かじりにも、ほんの少しチャレンジしましたが、ほんの少しで終えました (笑)
ELI-NPでのランチ
施設内容はもちろん充実していて、今後も拡大されていくとの話。
なんとか、私もここに食い込んで海外共同研究の道も探っていきたい。。。
さて、学会?の醍醐味。今回のルーマニアでのMVF (MVPではなくFoodのF) は、
プラッタスープ。ガーリックが少し効いたミルキーなスープにホルモンが入っています。
好き嫌いが分かれると言われましたが、私は大好きでした。
プラッタスープ
その他、やっぱり肉!って感じの料理は美味しかった。堪能しました。
個人的にはジンジャーチャイが大ヒット。
ELI-NPの方とのディナーで「ちょっと普通のティーとは違うよ」と言われたのですが、
頼んでみたらぜんぜん違う (笑)
日本的な表現で行くと、生姜湯にミントとレモンを足して、お好みではちみつを入れて
飲むもの…でしょうか。スッキリしてめっちゃ美味しかった。
ルーマニアのスーパーで、このティーパックが売っていたので買い込みました。
肉!とジンジャーチャイ
少し早起きして、ルーマニアの街をぶらぶら散歩してみましたが、
想像と違うことが多くて驚きました。世界の果てという概念はなくなり、
あと、隣国はウクライナなはずなのですが、それも首都のブカレストだからか感じない。
噴水公園は広くて、圧巻で、ボケーっと座ってみて気持ちよかったです。
噴水公園
そんなこんなで、ルーマニア滞在も終わり、後半戦のドイツ・ミュンヘンです。
安いチケットを求めた結果、朝4時起きとなる展開でしたが頑張りました。
最初のルーマニアから中継地のイスタンブールへの移動は、国際線で初めてのプロペラ機。
ちょっとびっくりしました。
国際線でプロペラ機
安いチケットついでに、往路の関空~イスタンブール~ブカレスト (ルーマニア) では、
イスタンブールでのトランスファーに8時間待ち。
どうしようかと思っていたら、使っていたターキッシュエアラインズで、
トランスファー6時間以上だと無料ツアーに連れて行ってくれるとのこと。
色々調べてみて、異文化について学ぶことができました。
イスタンブールの橋の上とモスク
コロナ禍以来、5.5年ぶりくらいの海外ですが楽しいです。
もちろん、単なる娯楽ではなく、科学的・文化的な興味が刺激されて楽しい。
もちろん、単なる娯楽ではなく、科学的・文化的な興味が刺激されて楽しい。
次に来ることがあれば、より具体的なものを持ってきたいですね。
…ということで、海外渡航の後半は次の記事で。
…ということで、海外渡航の後半は次の記事で。
0 件のコメント:
コメントを投稿