2020年1月23日木曜日

研究成果のプレスリリース!

本日、慶應義塾大学医学部、量子科学技術研究開発機構との共同研究成果が
プレスリリースされました。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2020/1/23/28-66518/

股関節に設置する人工関節カップは、執刀医の手感覚で設置されています。
もし、十分にしっかりと骨に設置できていないと、人工関節カップが術後早期に
外れてしまう可能性もゼロではありません。
#専門用語で骨融合不全と言います。

“カップが骨にどれだけしっかりと設置されているか?”を定量化する、
レーザー診断技術の実証ができた!というのが主題です。

英語の論文は下のリンクにあります。
難しいかもしれませんが、学生の皆さんは頑張ってチャレンジしてみてください。
オープンアクセスなので無料です。
https://www.mdpi.com/1424-8220/19/22/4876

これからも、どんどん成果を発信できるように頑張っていきます。
そのためには、数多くの知識を吸収して、実験することが必須です。

今回の論文やプレスを一区切りに、次のステージを目指したいと思います。

2020年1月22日水曜日

第40回レーザー学会年次大会 学術講演会

第40回レーザー学会年次大会 学術講演会に参加しました。
会場は、宮城県仙台市の国際センターです。

入口すぐの光景に心がときめきました。

写真・左 会場入り口
写真・右 入口すぐ左手のワンダーランド (特産品の日本酒の展示)

レーザー学会は毎年、欠かさずに参加しています。

三上は2日目に「レーザー誘起振動波診断による固定具設置強度の評価 (III) 」と
題して発表しました。
前所属である量子科学技術研究開発機構と慶応義塾大学医学部との共同研究成果です。

(III) と題しているくらいなので、1つのテーマを掘り下げ3年目。集大成。
3年間で数多くの人に聴講と質疑いただき、研究を知っていただけたと思います。
次回は今年度、着任してからの新しい切り口での発表を目指したいです。

さて、レーザー学会には毎年参加していますが、仙台で開催されたのは、
2012年以来。三上は当時、博士後期課程1年でした。

懐かしさと、それからどれだけ自分は成長したのだろうかと複雑な気持ちになりながら、
やはり、最初は牛タンで始動しました。

写真 The 仙台

また、夜は師匠や先輩、友人らと共に、学会の醍醐味である研究の議論や意見交換、
近況報告やたわいもない話などで花を咲かせました。

牛タンだけでなく、魚や日本酒が美味しいのは当たり前。
びっくりするくらい餃子屋が多く、めっちゃ食べました。

写真・左 醍醐味の友
写真・右 多くの餃子屋はあるが、ソウルフードではないらしい

レーザー学会の懇親会 (公式なレセプション) はコスパがいいと評判。
心がときめきすぎて踊りだし、とても楽しい光景が広がりました。

写真 問題です。すべて購入するといくらになるでしょうか? (懇親会の利き酒コーナー)

話を戻して、やはり学会に参加すると研究のアイデアをたくさん貰えます。
こんな装置を使ってるんだ!とか、こんな解析をするのか!とか、、、

来年は研究室の学生さんも参加して欲しいと思います。
言い換えると、それくらい研究を頑張ってほしいと思います。

来年は北九州での開催とのこと。楽しみでしかありません。
…もとい、私も研究を頑張って、よりよい成果を報告したいと思います。

次の出張は、2月1日から開催される米国サンフランシスコでの国際会議。
Photonics westの中で行われるBiOSです。

しっかり準備をして臨みたいと思います。