2025年9月23日~26日にかけて開催された、Pacfic Rim Laser Damage2025に
参加してきました。
レーザー損傷と呼ばれる、三上の学位研究の分野で招待講演をさせていただきました。
レーザー損傷の研究は、透明なガラスや結晶がハイパワーのレーザー光によって、
破壊されてしまう現象を取り扱います。
例えば、黒い折り紙に、虫眼鏡で太陽を集光すると煙が上がって燃えますよね。
それは、『黒色』が太陽光を吸収して温度が上がるからです。
では、透明なガラスや結晶は?というと、一般的に光を吸収しません。
なので、たとえ虫眼鏡で太陽を集光しても燃えることはない。
なのに、ハイパワーなレーザー光を集光すると破壊してしまう。
なぜでしょうか?
また、ハイパワーなレーザー装置だと、自分の光で自分の装置を壊してしまう。
困ってしまう。なぜ壊れるか?を調べて、対策することで壊れなくしようというのが、
簡単な研究分野の背景です。
さて、集合写真。
集合写真@会場前
今回は、M2の秋吉、M1の橋本、B4の池田と、ウチの研究室から3名の学生が参加。
会場は、栃木県の那須塩原市。ホテルサンバレー那須。温泉!
集合写真@温泉後
本題の学会の前に恐縮ですが、温泉は良かった。
硫黄泉に始まり、弱アルカリ泉にナトリウム泉、露天風呂から檜風呂から水風呂から、
とりあえず、広いし種類は多いし。
何が言いたいかというと、ただ楽しかった (笑)
橋本くんの勇姿と池田くんの勇姿
【招待】Variation of Laser-Induced Damage Threshold by Voltage Application
(電圧印加によるレーザー損傷しきい値の変化)
Katsuhiro Mikami, Tomokazu Nakai, Shinji Motokoshi, Takahisa Jitsuno
Detection of Pre-Laser-Induced Damage based on Photoacoustic Spectroscopy
(光音響法に基づくレーザー損傷の事前検出)
Ryoichi Akiyoshi, Katsuhiro Mikami, Yasuhiro Miyasaka
Development of a method to detect the location using ultrasonic waves generated by laser-induced damage
(レーザー損傷発生による超音波を用いた位置検出法の開発)
Shogo Hashimoto, Katsuhiro Mikami, Ryoichi Akiyoshi, Yasuhiro Miyasaka
Photoacoustic Spectroscopy using M-Sequence Signal toward Optical Micro-Absorption Measurement
(微小吸収計測に向けたM系列信号を用いた光音響分光法)
Satoshi Ikeda, Kira Nishino, Katsuhiro Mikami
今回、三上は招待講演として参加させていただきました。
2015年に大阪大学から量子科学技術研究開発機構 (移籍当時は日本原子力研究開発機構) に
移って依頼、現職に至るまで、私自身は医療を中心にしていたのでレーザー損傷の研究は
深く出来ていませんでしたが、秋吉くんを筆頭に頑張ってくれて参加となりました。
ひさびさに違う分野で、25分間、英語で喋ったので疲れました。
…というか、変な汗をたくさん掻きました…。
数分早く喋り終わってしまい。ヤバい。と思ったのですが、時間いっぱいまで、
絶え間なく質問をいただけて良かった。興味をもっていただけて、ありがたかったです。
1つのトピックスを集中的に取り扱う国際会議だったので、
複数の発表が並行して実施されることがなく集中できたのも良かった。
半数は国外の人だったので、学生さんにとっては、いい英語漬けだったと思います。
もちろん会議中だけではなく、その後の温泉からご飯、ちょっとした飲み会まで
全て英語。もう少し理解できて喋れたら…と思ってくれたようです。
来年は中国開催とのこと。行けるかどうかは別にして、行ってもいいくらい研究は
進めていかなければいけませんね。
今回の出張のMVF (Most Variable Food)








0 件のコメント:
コメントを投稿