SPIE (米国光工学会) のPhotonics westに参加しました。
Photonics westは世界屈指のレーザーに関する展示会。
併設国際会議として、
- レーザー装置に関するLASE
- 光学技術に関するOPTO
- 生物・医療応用に関するBiOS
今回はBiOSのOptical Fibers and Sensors for Medical Diagnostics and Treatment Applications XXにおいて、
Stability diagnosis of orthopedic implants based on resonance frequency analysis with fiber transmission o nanosecond laser pulse and acceleration sensor
というタイトルでOral (口頭) 発表を行いました。
和訳すると、「第20回 医療診断と治療のための光ファイバーとセンサー」において、「ナノ秒レーザーの光ファイバー伝送と加速度センサーによる整形外科インプラントの共鳴周波数解析による設置強度診断」の発表でしょうか。
写真・左 夜の国際会議会場 Moscorn center
写真・右 発表会場前の掲示板
写真 発表会場にて。発表中は写真禁止なので、全てが終わってから。
発表は、実は初めての医療系での発表で、最後まで専門用語に不安を抱えていましたが、
なんとか完遂することができました。
2/1の大トリでの発表でしたが、発表後にも直接、質問に来てもらえて、
会場内が人が私達になるまで議論をすることができ、成果をしっかり発信できたかな。
この発表は、丸文財団の海外渡航助成に採択いただき実施させていただきました。
この場でも、改めて御礼申し上げます。
丸文財団HP https://www.marubun-zaidan.jp/
さて、初日2/1に発表も一段落すると、そこからもめっちゃ大変。
自分が興味のある発表と、世界屈指の最大級の展示会、
そして日本で通常運行している仕事をこなす日々。
写真・左 展示会へ続くエスカレータより。このモニター何インチなんだろう…
写真・右 展示会。実際にはこの写真で見渡せる規模の6倍以上はある
もう、展示会が広い!展示会に没頭した日は歩数計で2万歩を超えました。
三上にとって、Phootnics westは初めての参加です。
参加したいなと思いながら、他の国際会議に参加しているうちに、
ここまで伸びてしまいました…。
この規模の展示会は何年ぶりだろうと思いながら、技術の進歩に驚かされます。
こんなの出来るの!?とか、えっそんなに値段下がってるの!?とか。
ノベルティを色々いただきながら、楽しませていただきました。
また、ポスター発表も口頭発表後の夜に行われました。
その会場希望も笑ってしまうほどド級の広さだったのですが、気になったのは、
下の写真のディスプレイ。
写真・左 昔のVR・AR・MRの機種たち
写真・右 世界最先端のVR・AR・MRの機種たち
SPIEで、同日にVRに関する会議も行われていたのですが、
新旧のVRに関する機材の展示が行われていました。最新機種はスマートでかっこいい。
目を引いたのは、左の写真の最下段。
我らが日本の任天堂が発売した、バーチャルボーイがあるではありませんか (笑)
#赤いごついやつです。
三上が小学生の頃に発売されて、近所のゲーム屋でお試しで遊んだなと。
確かマリオのテニスゲームだったはず。
あれから20数年ほど。技術の進歩に改めて驚かされます。
さらに10年、20年、30年先にはどんな未来になっているのでしょうか?
学生の皆さんには、その変化に耐えうる知識と技術を身に着けてもらいつつ、
一緒に最先端を共有できるよう、大学院に進学してもらって一緒に行けたらいいですね。
#最後の最後に、研究室と大学院の宣伝 (笑)
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