2025年8月22日金曜日

合同研究合宿に参加しました

 2025年8月20日~21日にかけて、3研究室合同で研究合宿を開催しました。
参加した他の2研究室は千葉工業大学の藤本研究室、山梨大学の宇野研究室です。

事の発端は、今年4月の横浜で行われた国際会議、OPIC。
ばったり3人の先生が合う機会があり、話が盛り上がったのがはじまりです。
そこから、調整を経て、開催にこぎつけました。

開催場所はシャトレーゼホテルにらさきの森。山梨県です。

開催場所 (シャトレーゼホテルにらさきの森)

レストランからの眺望

総勢30名程度の研究合宿。
全員が口頭発表するわけにもいかないので、 大学院生以上が発表となりました。
うちの研究室から3人 (M2:秋吉・寺内、M1:西野) が発表。
その他、B4が3名、B3が3名の参加でした。

他大学の先生方からたっぷりと質疑を受け、自分の理解できていないところ、
発表で不足しているところを実感してもらえる最良の機会になったと思います。

合宿メンバー

もちろん、親睦も深めました。

千葉工大 vs 近大に発展する卓球勝負

懇親会を含めたナイトセッションでは、三上から学生の皆さんに向けて進路に関する話を
させていただきました。盛り上がってよかった (笑)

ここ数年、甲府を訪れる機会が増えています。いい街です。

前日入りも楽しい甲府

初めてのおざら (冷たいほうとう)

夕暮れの信玄像

来年もぜひ開催できれば。。。

2025年8月21日木曜日

(株) オカモトオプティクス 見学会

 2025年8月18日 (月) に (株) オカモトオプティクス様を訪問させていただきました。

山梨大学の宇野研究室の学生さんも一緒に。

世界でも数少ない、大型レーザー用光学素子 (ミラーやレンズなど) の成膜装置や研磨装置を
見せていただき、長時間に渡ってご説明いただきました。


見学会の様子

レーザーを使って研究をしている学生達ですが、日頃とは段違いのスケールを
目の当たりにして、新たな見識を得てくれてくれたかと思います。

見学会の後は横浜中華街へ。

いつも通りにはしゃぐ学生たち

これからも、学生が自分の進路を考える機会を、どんどん作っていきたいと考えています。

2025年7月5日土曜日

CLEO Euroで発表

6月中~下旬に書けての海外渡航記後半。
ドイツ・ミュンヘンで開催されたCLEO Euroに参加、発表してきました。

"Demonstration of Ex-vivo Evaluation for Gastric Cancer Onset Using Laser-Induced Photoacoustic Vibration" 
Katsuhiro Mikami, Tasuku Furube, Takuto Hatakeyama, Satoru Matsuda, Daisuke Nakashima
慶應義塾大学 医学部様との共同研究成果です。

CLEO Euroの正式名称は、Conference on Lasers and Electro-Optics/Europe – European Quantum Electronics Conferenceで、欧州物理学会(EPS)および米国光学会(Optica)、米国光工学会 (SPIE) が主催する、光科学・量子エレクトロニクス分野における国際的に権威ある会議です。

発表風景

実は、修士2年の秋吉くんも投稿していたのですが、残念ながら不採択。
参加は叶いませんでしたが、レベルの高さは感じてくれたと期待しています。

今回のCLEO Euro、実は現地に来るまでよく分かっていなかったのですが、
Lasers in Manufacturing (LiM 2025) や、European Conferences on Biomedical Optics (ECBO) といった国際会議が同時に開催されていて、World of Photonics Congress 2025 として本当に大きな会議で動いていました。

会場風景 (会議後のフリーレセプション)

展示会も、それはもう巨大で歩き疲れました。レーザー関係ばかりではなく、
今回はロボット技術の展示会も併設されていて、新鮮でした。

医療系の手術支援ロボット

かっこいい車系のロボとよくSNSでみかけるロボ

会議はとても勉強になりました。世界の最先端の動向がつかめるので、
自分の研究の立ち位置が分かりました。まだまだ頑張れそうです。
ちょっと、良い成果を目の当たりにして、気付けなかったアイデアを話していて、
悔しかったりもしましたが…。

レセプションに相当するカンファレンスディナーは本当に大きなレストラン。
レーベンブロイ (日本でもアサヒビールが販売) のお店です。

カンファレンスディナー会場

さすがドイツで、ビールとソーセージ、ザワークラフト、プレッツェルに溢れていました。

ラーツケラー (マリエン広場にある有名店) にて

ご一緒した先生のおすすめのビアホール

なんで海外で食べるフォーってこんなに美味しいの?

ミュンヘンは博士後期課程1年のときに、同じくCLEO Euroで発表したとき以来ですが、
結構、町並みの感じは覚えていました。
当時、初めての国際会議の口頭発表で理由もわからず緊張していました (笑)


ミュンヘンの町並み

ミュンヘンの鉄道

学生時代にも行ったのですが、ドイツ博物館に再度、行ってみました。
偶然かと思いますが、期間限定のレーザー展をやっていました。面白かった。
シングルモードファイバーへのアライメントというレーザー技術者ホイホイに
まんまと引っかかって集中してしまいました。

ドイツ博物館は想像以上に展示がアップデートされていて驚きました。
何回来ても楽しいです。

ドイツ博物館

先輩の先生が、以前、大きなくまのぬいぐるみが安くて買ったという話をしていました。
そして、それより一回り大きなぬいぐるみが売っていた。しかも安いと。

ちゃんと、買いました。

この状態で地下鉄に乗ってホテルに帰りました

いやー、注目をあつめたと思います (笑)
地下鉄に乗っていると、マダムに爆笑してもらえました。マイフレンズです。

でも、これで20ユーロ。日本でこの価格では買えない。
なお、ボストンバッグに丁寧に押し込まれて、お土産のお酒の緩衝材として活躍。
帰国後は娘が大喜びして抱き枕として、現在も活躍してます。

帰国も、イスタンブール経由で12時間のトランスファー。めっちゃ長い。
ターキッシュエアラインズのツアーでボスポラス海峡クルーズに参加しました。

アジアとヨーロッパ、そして黒海と地中海の間で景色を眺めていました。

クルーズ、船上からみた風景

コロナ禍以来、久しぶりの海外で、出発前は正直、とても億劫に感じることはありました。
でも、来てしまえば、やはり楽しい。もっと外に出て学ばないと行けないですね。

次は10月にPhotonics asiaで中国。来年度はどこで勉強しようか。
まだまだ、頑張っていきましょう。

2025年6月29日日曜日

ELI-NPを訪問

 6月中~下旬に書けての海外渡航樹前半。
ルーマニアにあるELI-NPを訪問、見学および議論に参加してきました。

ELI-NPの正式名称はExtreme Light Infrastructure - Nuclear Physicsで、
和訳すると極限レーザー核物理研究所となります。
ELIは他にも、チェコにELI-Beam Line、ハンガリーにELI-ALPSがあり、
EUROの支援のもと、東欧3カ国が進める大型レーザー施設のプロジェクトです。

ELI-NPのTechnical Directorに、小職 (三上) の博士論文の主査をお願いした
恩師が就き (現在は既に勇退)、大阪大学レーザー科学研究所の学生時代に在籍していた
グループの恩師 (リーダー) が現役でSenior Scientistとして活躍しているなど、
何かと縁があると感じていたのですが、訪問まで10年ほどかかってしまいました。

今回は、知り合いの企業様や先生方のご尽力で、この訪問が実現しました。

企業様はオカモトオプティクス様 (https://www.okamoto-optics.co.jp/) です。
ELI-NPの大型オプティクスを担われており、現在開催中の大阪万博のルーマニア館でも
特別製作の動画の公開が始まったとか。

ありがたいことに、レーザー室からターゲット室、各研究室までフルコースでご案内を
いただきました。レーザー室に整然と並んだ、ハイパワーレーザーの列は圧巻でした。
あと、単純に大型モニターが一面に展開されたコントロールルームはカッコよかった。

施設見学の様子と集合写真

施設入場なバッジはパスポートと引き換えられるなど、もちろん事前登録も
行って頂く必要があり、セキュリティは厳重です。
また、施設の外観についてはセキュリティの観点から撮影も難しいらしく、
撮影していません。

さらにランチは、施設内で特別に準備いただき、ルーマニアの郷土料理を
堪能させていただきました。いや、美味しい。本当に。
唐辛子の丸かじりにも、ほんの少しチャレンジしましたが、ほんの少しで終えました (笑)

ELI-NPでのランチ

施設内容はもちろん充実していて、今後も拡大されていくとの話。
なんとか、私もここに食い込んで海外共同研究の道も探っていきたい。。。

さて、学会?の醍醐味。今回のルーマニアでのMVF (MVPではなくFoodのF) は、
プラッタスープ。ガーリックが少し効いたミルキーなスープにホルモンが入っています。
好き嫌いが分かれると言われましたが、私は大好きでした。

プラッタスープ

その他、やっぱり肉!って感じの料理は美味しかった。堪能しました。

個人的にはジンジャーチャイが大ヒット。
ELI-NPの方とのディナーで「ちょっと普通のティーとは違うよ」と言われたのですが、
頼んでみたらぜんぜん違う (笑)

日本的な表現で行くと、生姜湯にミントとレモンを足して、お好みではちみつを入れて
飲むもの…でしょうか。スッキリしてめっちゃ美味しかった。
ルーマニアのスーパーで、このティーパックが売っていたので買い込みました。

 
肉!とジンジャーチャイ

少し早起きして、ルーマニアの街をぶらぶら散歩してみましたが、
想像と違うことが多くて驚きました。世界の果てという概念はなくなり、
あと、隣国はウクライナなはずなのですが、それも首都のブカレストだからか感じない。

噴水公園は広くて、圧巻で、ボケーっと座ってみて気持ちよかったです。

噴水公園

そんなこんなで、ルーマニア滞在も終わり、後半戦のドイツ・ミュンヘンです。
安いチケットを求めた結果、朝4時起きとなる展開でしたが頑張りました。

最初のルーマニアから中継地のイスタンブールへの移動は、国際線で初めてのプロペラ機。
ちょっとびっくりしました。

国際線でプロペラ機

安いチケットついでに、往路の関空~イスタンブール~ブカレスト (ルーマニア) では、
イスタンブールでのトランスファーに8時間待ち。

どうしようかと思っていたら、使っていたターキッシュエアラインズで、
トランスファー6時間以上だと無料ツアーに連れて行ってくれるとのこと。
色々調べてみて、異文化について学ぶことができました。

イスタンブールの橋の上とモスク

コロナ禍以来、5.5年ぶりくらいの海外ですが楽しいです。
もちろん、単なる娯楽ではなく、科学的・文化的な興味が刺激されて楽しい。

次に来ることがあれば、より具体的なものを持ってきたいですね。
…ということで、海外渡航の後半は次の記事で。

2025年6月25日水曜日

2025年度 研究室メンバー:最新版

 3年生の研究室配属が確定し、先日、集合写真を撮りました。
今回はちゃんと全員ピントが合っているはずです。


名は体を表すと言いますが、この写真で雰囲気はわかってもらえるでしょう。
他大学の先生からは三上らしい…と言われます。
…まったく、一体、どういう意味でしょうか? (笑)

大学院博士前期課程2年 (4名)
秋吉 諒一・松山 哲也・寺内 玲碧・溝上 真由

大学院博士前期課程1年 (2名)
橋本 匠吾・西野 輝宙

学部4年 (4名)
池田 聖・池田 真以美・松本 優花・角井 仁美

学部3年 (4名)
今里 友哉・尾曲 啓介・北出 一護・中井 智量

今年度も常にフル回転です。頑張りましょう。

2025年6月8日日曜日

第64回 日本生体医工学会大会で7件の成果発表

2025年6月5日~7日に開催された第64回日本生体医工学会大会で
研究成果発表を行ってきました。

早速、集合写真から

この大会で研究室から、私 (三上) が1セッションの座長を担当、
7件の成果発表を行いました。(1学会あたりの発表件数としては過去最多!)

口頭発表
O2-1-1-2
レーザーエラストグラフィによる早期胃がん検出の非臨床実証
三上 勝大、古部 快、畠山 拓人、松田 諭、中島 大輔
#慶應義塾大学医学部 様との共同研究成果です

O3-4-1-2
レーザー超音波法を用いた整形外科インプラント軸力測定の試み
橋本 匠吾 (M1)、三上 勝大、松山 哲也、畠山 拓人、名倉 武雄、中島 大輔
#慶應義塾大学医学部 様との共同研究成果です

O3-4-1-3
人工股関節全置換術での音響測定によるカップ設置強度測定に対するConv-TasNet を用いた定量性の改善
松山 哲也 (M2, 欠席)、三上 勝大 (代理発表)、根本 充貴、永岡 隆、木村 裕一

ポスター発表
P1-16
アブレーション加振最適化に向けた光-運動エネルギー変換効率の評価
西野 輝宙 (M1, 欠席:宮本 琉那)、秋吉 諒一 、三上 勝大

P1-27
パルスレーザー機器におけるオプティクス破壊検出法の開発
秋吉 諒一 (M2) 、三上 勝大 、宮坂 泰弘
#(国研) 量子科学技術研究開発機構 様との共同研究成果です

P2-46
レーザー共鳴周波数解析によるがん診断における線維化細胞の影響
池田 聖 (B4)、三上 勝大、古部 快、畠山 拓人、松田 諭、中島 大輔
#慶應義塾大学医学部 様との共同研究成果です

P2-50
レーザー共鳴周波数解析による埋没硬化組織検出に向けた予備実証
松本 優花 (B4)、三上 勝大 、古部 快、畠山 拓人、松田 愉、中島 大輔
#慶應義塾大学医学部 様との共同研究成果です

学生さんの勇姿を。口頭発表で写真撮影できなかったのでポスター発表だけ。
なお、学部4年 松本さんは学会発表デビュー戦でした。

秋吉くん (M2) と西野くん (M1) #秋吉くんごめん、こんな写真しかなかった…。

池田くん (B4) と松本さん (B4)

B4の2人に関しては、とりあえず2人が見える位置に立って見守っていましたが、
聴衆の皆様に対応できていたので、私に助けを全く求めてくれず暇を持て余しました (苦笑)

100人組手までは行きませんが、コアタイムの時間中 (それ以外の時間も) 絶えず、
説明する機会をいただけたので、自分の研究や注目度、立ち位置を理解する
最良の機会になったと思います。

最後に、学会の醍醐味を。

恐竜博物館と東尋坊

北陸の美味しいお寿司

ヨーロッパ軒と最終夜の打ち上げ
 

帰りは米原~彦根間の大渋滞に巻き込まれ、本当に往生しました。
ご迷惑をおかけした皆様に、改めてお詫び申し上げます。

次は6月18日~29日の長期で海外です。
ルーマニアのELI-NPの施設見学&打ち合わせ、ドイツでCLEO-Euro。

コロナ禍以来、5年ぶりの海外です。ちょっと緊張しています…。
こちらも長期不在でご迷惑をおかけする各所に心よりお詫び申し上げます。

今年10月に院生4人と国際会議で海外出張も追加予定。
欲張れるだけ欲張って、頑張れるだけ頑張りましょう。無理だと感じたら撤退を (苦笑)